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  • 2025.01.24

愛犬の運動不足を解消する!お庭をドッグランとして活用する方法

 

わんちゃんの運動不足はストレスにつながり、行動や体調に様々な変化をもたらす可能性があります。

吠える回数が増えた、室内で暴れまわることが多い、少し太ってきた、筋力が下がっているように感じるなどの変化は、運動不足が原因かもしれません。

お散歩以外に運動不足を解消する方法として、お庭をドックランとして活用することができます。

今回の記事では、お庭をドックランとして活用するための方法を紹介します。

愛犬の運動不足が気になる飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。

 

運動不足を解消するためのドックラン施工ポイント

愛犬の運動不足を解消するためにお庭をドックランにする場合、わんちゃんにとっての安全性を考慮する必要があります。ここでは、安全性を考慮した3つの設備を紹介します。

なお、お庭にドックランを作る場合の費用や注意点については、「お庭にドッグランを設置する場合の費用相場と注意点について」も併せてご覧ください。

【わんちゃんの安全性を考慮した3つの設備】

・愛犬に合わせたフェンスの設置

・負担の少ない舗装材の設置

・出入りを考えた扉の設置

愛犬に合わせたフェンスの設置

フェンスは、わんちゃんがお庭で安全に過ごすための最重要ポイントであり、

高さ・隙間・強度のバランスが必要です。

わんちゃんは活発に動き回るため、飛び越えたり、隙間から抜け出したりするリスクがあります。

まず、安全性を確保するフェンスがなければ、脱走や事故の原因になります。

例えば、中型犬の場合、1.5m以上の高さがないと飛び越える可能性がありますし、フェンスの隙間が広すぎると、特に小型犬は簡単にすり抜ける可能性があります。

高さの目安
小型犬 約0.8~1.2m
中型犬 約1.2~1.5m
大型犬 約1.5~1.8m

さらには、フェンスが横格子の場合は足が掛けられるので、登ってしまう可能性があるので縦格子するなどの工夫が必要です。

縦格子のフェンス

 

お庭に設置するフェンスは、犬種や体格、庭の広さに合わせて、しっかりと選びましょう。

また、わんちゃんのサイズに合わせたお庭づくりのポイントが知りたい方は、「小型犬〜大型犬まで愛犬のサイズに合わせたお庭づくりのポイントとドッグラン施工事例を紹介」の記事を参考にしてみてください。

負担の少ない舗装材の設置

お庭の舗装材は、わんちゃんが走り回る際に足腰や関節に負担のかからない素材を選びましょう。

なお、熱を吸収して熱くなってしまったり、滑って転倒してしまう危険性のある素材は避けるようにしましょう。

例えば、人工芝やウッドチップは足腰への負担が少なく、クッション性に優れています。

一方、砂利はわんちゃんの肉球を傷つける可能性があるため避けたほうが良いでしょう。

また、排水性の良い舗装材を選ぶことで、雨の日でも水たまりができにくくなり、清潔さを保てます。

【舗装材の種類とメリット】

舗装材 メリット
人工芝 ・足腰への負担が少ない

・クッション性に優れ、滑りにくい

・見た目が自然で美しい

ウッドチップ ・足腰への負担が少ない

・クッション性に優れ、やわらかい

・自然な雰囲気を提供

排水性舗装材 ・雨の日でも水たまりやできにくい

・清潔さを保ちやすい

・通気性が良い

それぞれの 舗装材のメリットを確認して、ベストなものを選びましょう。

出入りを考えた扉の設置を検討する

外から庭に直接出入りできるようにする場合は、わんちゃんが簡単に開けることのできない扉を設置しましょう。

扉が開いた隙に外に飛び出してしまったり、自分で開けて脱走してしまうなどの危険性があります。

わんちゃんの飛び出しや脱走を考慮すると、内開きの扉やタッチ錠などを使う方法があります。

①内開き扉

わんちゃんは押す動作が得意なため、外開きの扉の場合は飛びついた反動で開いてしまう可能性があります。

内開きであれば、飛びついた反動で開いてしまうことはありません。

ただし、飼い主さんの出入り時はわんちゃんが飛び出さないように注意する必要があります。

なお、内開きの扉は外開きの扉よりも設置面積が広くなります。また、コストも高くなる可能性があるため、予算などを考慮して検討してください。

②タッチ錠

中型犬や大型犬の場合、打掛錠だと立った拍子に開く可能性があります。

お庭の扉で一般的に使用されている打掛鍵は、少し大きいわんちゃんが手をかけた拍子に鍵が解除されて開いてしまう可能性があります。

ワンライフガーデンでは、タッチ錠や打掛錠を上下反対につけるなどの方法をご提案しています。

タッチ錠は、お庭の外側は押す、内側は引くというタイプを使用することで、わんちゃんが触れるだけでは開く可能性は低いでしょう。

既に、打掛錠がついている扉がある場合には、上下反対につけて対策を取ることも可能です。

 

愛犬の運動不足を解消するお庭ドックランでできる遊び

お庭にドッグランを設置することで、わんちゃんとできる遊びの幅が広がります。

【ドッグランでできる遊びの例】

・追いかけっこ遊び

・アジリティトレーニング

・フリスビー遊び

 

追いかけっこ遊び

追いかけっこ遊びは、わんちゃんの体力を発散させ、瞬発力を鍛えるとともに、飼い主と楽しい時間を共有できる遊びです。

追いかけっこ遊びは、わんちゃんの自然な狩猟本能を満たし、運動不足の解消に役立ちます。

また、飼い主と一緒に体を動かすことで、信頼関係を深めることができます。

【具体的な遊びのルール】

1,スタートの合図: 飼い主が「走るよ!」などの声掛けで遊びを始め、わんちゃんが集中しやすくします。

2.軽いルール設定: 飼い主が先に逃げ、わんちゃんが追いかける形を取ります。逆にわんちゃんが逃げるのを飼い主が追うパターンも楽しいです。

3.休憩を挟む: わんちゃんが疲れすぎないように、適度に休憩を取りましょう。特に暑い日には注意が必要です。

室内では家具や障害物にぶつかることがあり、特に活発なわんちゃんは室内で激しく遊ぶとケガをしやすくなることがありますが、ドッグランでは広いスペースで動きやすいため、ケガのリスクを減らすこともできます。

 

アジリティトレーニング

アジリティトレーニングは、障害物を飛び越えたり、くぐるなど頭を使う運動です。

トレーニングとつくように、コマンドを覚えさせながら実施すると、わんちゃんと飼い主の信頼関係の強化にもつながります。

【具体的な遊びのルール】

1,簡単な道具で始める: 家庭にある椅子や段ボール箱を活用し、ジャンプやくぐり抜けのコースを作ります。

2,コマンドの練習: 「ジャンプ」「くぐって」など簡単な指示を教えることで、わんちゃんがルールを理解しやすくなります。

3,成功を褒める: トレーニングが成功したら大いに褒めて、わんちゃんのモチベーションを高めましょう。

ドッグランがあれば、飼い主も監視しながら安全に遊ばせることができ、わんちゃんにとっても安心感があります。

 

フリスビー投げ

ボールを持ってくることが得意なわんちゃんや、ボーダーコリーなど運動能力の高いわんちゃんの場合は、フリスビー投げに挑戦してもみても良いかもしれません。

着地の際に足腰に負担がかかる可能性もあるため、あまり高く飛ばさないように注意しましょう。

【具体的な遊びのルール】

1,柔らかいフリスビーを使用: わんちゃんが安全にキャッチできるよう、犬用の柔らかいフリスビーを選びましょう。

2,キャッチの練習: 初めは短い距離で投げ、徐々に距離を伸ばすことでわんちゃんが慣れやすくなります。

3,正しい持ち帰りの指導: フリスビーを持ち帰った際にしっかり褒めて、「持ってきて」の指示を教えましょう。

お庭が狭い場合は困難な場合もありますが、わんちゃんの運動能力を伸ばす効果も期待できるためにぜひ試してみてください。

まとめ

今回はドッグランを活用して犬の運動不足を解消する方法と、ドッグランの施工におけるポイントについてご紹介をしました。

わんちゃんが、安全に遊べて運動不足を解消できるようなドッグランづくりをぜひ検討してみてください。

 

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