愛犬が元気に走り回れる庭にしたい!放し飼いにできる...
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- 犬庭づくり
- 2022.04.21
庭に広さが無い、狭いというケースでもわんちゃんのためのスペースとして活用することは可能です。
実際に、当社でも小スペースを活用したドッグランを施工したお客様は多数いらっしゃいます。
今回の記事では、狭い庭の活用方法と事例を紹介します。
併せて、自宅の庭にドッグランを設置する場合の設備についても紹介します。
お庭ドッグランを検討されている方は参考にしてみてください。
広い庭をドッグランとして利用する場合と比較してスペースに限りがあるお庭の場合は、どのような活用方法ができるかを検討する必要があります。
実際の施工事例をもとに、小スペースの活用方法をご紹介します。
(画像:わんライフガーデン)
駐車場の後ろ、家屋横のスペースをマメくんが自由に走れるよう人工芝で舗装し、高さのあるフェンスを設置しました。
駐車スペースとの間にもフェンスを設置することで、マメくんのスペースをしっかりと確保することができました。
(画像:わんライフガーデン)
【ウェルシュ・コーギー&秋田犬】コーギーブリーダー・ペットホテルDolphin Land様のお庭
家屋横と塀の間の砂利スペースを整備し、塀の上部にしっかりとしたフェンスを設置しました。
通路を平らに舗装することで走りやすいドッグランが完成しました。
(画像:わんライフガーデン)
もともと設置されていたデッキを撤去し、空いたスペースに人工芝で舗装を実施しました。
室内からお庭に出やすいように、数段の階段を窓と庭の間設置しています。
最後にご紹介する事例は、わんちゃんがお外を感じることができる改装事例です。
ドッグランというとわんちゃんが自由に走り回れる場所となりますが、そこまでスペースがない場合には、わんちゃんが気分転換できる場所作りという目的の改装もおすすめです。
(画像:わんライフガーデン)
開口部の広い窓の前の空きスペースにウッドデッキ・高めのフェンスを設置し、ポポちゃん・ムギちゃんがお外を楽しめるスペースを作りました。
庭の広さに関わらず、お庭をプライベートドッグランとして利用する場合にはわんちゃんの安全性を意識する必要があります。
そのために、以下の設備は特にしっかりと選ぶようにしましょう。
(画像:わんライフガーデン)
施工事例:【チャウチャウ】ハナちゃんのお庭
自宅の敷地と道路の境界にはフェンスや柵、弊などを設置していることが多いですが、わんちゃんが自由に過ごすことを目的とした場合には、高さや強度、隙間に気を付ける必要があります。
飛び越える、壊す、すり抜けるといった行為によってわんちゃんがお庭から出てしまうことの無いようにしましょう。
フェンスの高さは、犬種によって異なります。
同じ小型犬であっても、犬種によってはジャンプ力が異なります。
また、運動能力には個体差もあるため、想定しているよりも高さのあるフェンスを設置した方がよいでしょう。
【フェンスの高さ目安】
高さ目安 | ||
小型犬 | 80~120㎝以上 | 狩猟犬の場合は120㎝以上ある方が安心 |
中型犬 | 120~150㎝以上 | ボーダーコリーのような 運動能力の高い犬種は150㎝以上が良い |
大型犬 | 180㎝以上 |
わんライフガーデンのドッグランでは、様々な犬種のわんちゃんが利用することを想定し、160㎝~180㎝のフェンスを設置しています。
(画像:わんライフガーデン)
フェンスに使用される素材は、アルミ・鋳物・樹脂(人工木)・天然木・再生木・スチールなどがあります。
ドッグランで使用するフェンスは耐久性の高い、アルミやスチールが良いでしょう。
ただし、アルミの場合はスチール製フェンスと比較した時に費用は高くなります。
また、フェンスを選ぶ際は、わんちゃんがよじ登れないように縦型やメッシュタイプにしましょう。
【アルミ製とスチール製フェンスの費用目安】
素材 | 特徴 | 価格目安(m) |
アルミ | ・サビや腐食に強い
・軽量で耐久性も高い |
約1~6万円前後 |
スチール | ・衝撃に強く耐久性も高い
・隙間が多いので通気性や開放感がある |
約4~5千円前後 |
※価格相場はあくまで目安です。デザインや状況によって変わります。
地面とフェンスの間に隙間があると、わんちゃんがすり抜けてしまう恐れがあります。
隙間が小さい場合でも、地面が土の場合は穴を掘って脱走してしまうということもあります。
弊社ではすき間の基準は最大5cm程度に決めて施工しています。
お庭をドッグランとして利用する場合には、脱走防止のためにフェンスと地面や基礎との間にすき間ができないように施工する必要があります。
ドッグランで利用される舗装材では、人工芝、ウッドチップ、ゴムチップなどがあります。
舗装材はわんちゃんの足への負担を軽減でき、管理や手入れに手間のかからないものが良いでしょう。
特に表面温度が高くなるような素材はわんちゃんの肉球を痛める恐れがあるため、温度上昇が少ない素材が良いでしょう。
【3つの舗装材の比較】
表面温度 | 足への負担 | 手入れの手間 | 価格相場(㎡) | |
人工芝 | 直射日光が当たる場所は高くなる | 比較的柔らかいため負担は少ない | ほとんど不要 | 約1~3万円前後 |
ウッドチップ | 保水性が高いため表面温度が上がりにくい | 負担は少ないが、愛犬の足に合わせたサイズを選ぶこと | 腐敗することもあるため、定期的な手入れが必要 | 約2.5~4万円前後 |
ゴムチップ | 熱を吸収するので遮熱性の高いものを選ぶ必要がある | 弾力があり滑りにくいため、負担は少ない | おしっこなどが浸透してまうためメンテンナスは必要 | 約2~5千円前後 |
価格相場はあくまで目安です。種類や状況によって変わります。
わんライフガーデンに設置しているドッグランでは、実際に人工芝の感触を比較していただけるように5種類の人工芝を施工しています。
<わんライフガーデンドッグランの人工芝>
関連ブログ:人工芝を使った愛犬のお庭づくりのポイントと注意点、オススメの人工芝
今回は狭い庭や小さなスペースを活用したドッグランについて、事例をもとにご紹介しました。
広大なお庭が無い場合でも工夫次第で、愛犬に楽しんでもらえるプライベートドッグランになるお庭を造ることは可能です。
わんちゃんが安全で快適にすごせるお庭をつくるために、フェンスや舗装材などを検討しましょう。
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