ふわふわの毛並みと、うるうるのお目目が可愛いトイ・プードル！

ぬいぐるみのような愛くるしさと、甘えん坊な性格がたまらなく魅力的ですよね。

もともとは、撃ち落とされた水鳥を人間のもとへと運ぶお仕事をしていたスタンダード・プードルを家庭用に小型化した犬種です。

そのため、駆け回ったり、ジャンプをしたり、運動神経抜群！とても頭の良い犬種！

そんなトイ・プードルちゃんの特性にあったお庭づくりで、より快適で楽しいトイプーライフを送りましょう！

①ケガ対策

ぬいぐるみのようなキュートな見た目だけど、スイッチが入ると元気いっぱい駆け回るのが大好き！！なコが多いトイプーちゃん。

ジャンプ力があり、運動神経も抜群です。

ただ、膝蓋骨脱臼などの関節の病気になりやすい犬種でもあります。

そのためお庭の舗装は、足腰に負担をかけないクッション性のあるものがおすすめ！

ワンちゃんにとって一番いい舗装は、温度が上がりにくい天然芝です。

ガーデニングが好きな飼い主さんにはおススメの舗装！

ただ、草刈や除草などのメンテナンスが大変です。

長い目で見たときの使い勝手や仕上がりの美しさを考えると、人工芝が最もおススメです！

冷却効果のある土を芝目の間に敷き込み、温度上昇を防ぐ人工芝もあります！

また、天然のココヤシ繊維を編んだマットもクッション性や温度上昇抑制という観点からおススメの舗装です！

また、高低差のある所からのジャンプによって、足を骨折してしまうといった事故も考えられます。

ワンちゃんが行動するエリアの高低差はなるべく減らし、階段の段差はできるだけ小さく。

設置スペースが取れるならば、スロープをつくるのもおススメです！

またテンションが上がってジャンプする傾向にあるコは、転落防止柵を設けるのも一案です。

②脱走対策

個体差がありますが、比較的小柄なコが多いトイプーちゃん。

体の小さいコは脱走しないように、フェンスの隙間はなるべく5cm以下に抑えましょう。

「フェンスの下や、門扉の横の隙間が気になる…」という場合は、角材やアングルという金具で後から塞ぐことも可能です！

ジャンプ力の高い犬種なので、フェンスの高さは1.0～1.2m以上がおすすめです。

また、フェンスによじ登って脱走しようとしてしまうコの場合、フェンスが足に引っかかってケガをする恐れも。

足がかりのない完全目隠しフェンスか、縦格子のフェンスを選びましょう！

③駆け回りやすい工夫

ボール遊びや追いかけっこなど、駆け回ることが大好きなコの場合は直線距離の長いお庭をつくるのがおススメです！

「幅が狭いから使い道がないかな？」と思いがちな建物側面のエリアも、日陰になり涼しい場合が多いのでボール遊びにはもってこいの空間だったりします。

また、ワンちゃんが駆け回る動線には、なるべく障害物となるものは設けないようにすれば衝突の心配なく自由に遊べます！

テラス屋根の柱などどうしても動かせないモノがある場合は、角にクッションカバーをしてもいいと思います！

+αの工夫

飼い主さん大好き！いつでも飼い主さんと一緒にいたい！という甘えん坊さんなコが多いトイプーちゃん。

そんなコの場合は、飼い主さんがワンちゃんを見守りやすい工夫をするのも一案です。

シェード付のウッドデッキを設ければ、飼い主さんも気軽にお庭に出やすくなりますね！

間取が許せば、リビングルームなど家族が見守りやすいお部屋の前にドッグランを設けるといいと思います！

大好きな飼い主さんが目に入りやすい場所にお庭があることで、ワンちゃんも飼い主さんも安心して過ごせるお庭になりますね。

いかがだったでしょうか？

ここではトイ・プードルちゃんに一般的に言われる特徴を紹介しましたが、わんちゃんのライフスタイルは各ご家庭によって異なりますよね。

そのため、本当にそのコにあったお庭を取捨選択していくには、飼い主さんの「うちのコはこんなコで…！」というお話をお伺いすることがとても大切です。

愛犬の性格や体質に合ったお庭づくりで、愛犬の健康寿命を延ばしましょう！

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