ミニチュア・シュナウザーファン必見‼ シュナウザー...
はじめに ミニチュア・シュナウザーはドイツ原産のわんちゃんで、農場でネズミ捕りのために飼われていました。 名前...
- 犬庭づくり
- 2022.09.29
愛犬のためにお庭のリフォームを検討されている人や、これから愛犬を迎え入れるにあたり、庭で遊ばせたいと考えている人など、愛犬のための庭づくりを検討されている方の中には「近所迷惑にならないかな?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、近所迷惑になる可能性のあるわんちゃんの行動と、行動に対して対処できる庭づくりのポイントを紹介します。
愛犬と暮らしている人であれば、気にならないと感じることも犬と接する機会が少ない人や犬が苦手な人にとっては、迷惑だと感じることがあります。
まずは、わんちゃんのどのような行動が近所迷惑になりやすいのかを理解し、事前に対策を考えておきましょう。
犬は群れで生活をする社会性の高い動物であり、吠えることは本能的なコミュニケーション手段です。警戒心や不安、退屈などの感情を表すときに吠えることがあります。
犬種によっても吠えやすさには差があります。警戒心の強い子は見慣れないものなどに敏感で吠えやすい傾向にあります。
【一般的に吠えやすいといわれる犬種】
柴犬、ミニチュア・シュナウザー、ダックスフンド、チワワ、シェパード、コーギー、ビーグルなど |
ただし、個体差がありますので、吠えやすいといわれている犬種でも吠えることが少ない子もいます。愛犬が、どのような時に吠えやすいのかを把握しておくことが大切です。
犬は好奇心旺盛で縄張り意識の強い動物です。庭で遊んでいるときに、以下のような理由で飛び出しや脱走をすることがあります。
運動量の多い犬種は、ストレスや運動不足が原因で脱走につながることもあります。
また、狩猟本能の強い犬種の場合は、においや動くものに夢中になり、気づかないうちに遠くへ行ってしまう可能性があります。
【運動量の多い犬種】ボーダー・コリー、ジャック・ラッセル・テリア、ハスキーなど
【狩猟本能の強い犬種】ビーグル、ダックスフンド、シェトランド・シープドックなど |
庭のフェンスを高くする、地面を掘って逃げるのを防ぐなど、愛犬の特性に合わせた安全対策が必要です。
犬は自分の縄張りを示すために特定の場所で排せつを繰り返す習性があります。飼い主が気づかないうちに庭の一部がトイレ化してしまうと、次のような問題が発生することがあります。
また、抜け毛の飛散も近所迷惑の原因のひとつです。特にダブルコートの犬種は換毛期(春・秋)に大量の毛が抜けるため、注意が必要です。抜け毛が風で近隣に飛ばないように、こまめに掃除をすることが大切です。
【ダブルコートの犬種】柴犬、コーギー、シェパード、ゴールデン・レトリバーなど
【短毛種で抜け毛が多い犬種】ラブラドール・レトリバー、パグ、ビーグルなど |
近所迷惑になる可能性のある愛犬の行動を把握したら、それを防ぐための対策を考えながら庭づくりを計画していきましょう。
愛犬のための庭づくりでは、「柵・フェンス」「舗装材」 が重要なポイントになります。愛犬の特性を理解し、適切な設備を選ぶことで、ご近所に配慮した庭づくりが実現できます
お庭の境界には、フェンスや柵を設置することが一般的です。
愛犬の特性に合った柵やフェンスを選ぶことで、近所迷惑につながる行動を予防しやすくなります。
遮音や吸音などの防音機能があるフェンスを設置すると、外からの音を遮ると同時に、吠える声が周囲に響きにくくなります。
また、フェンスは目隠しの効果が高いものを選ぶことで、犬が外の刺激を受けにくくなり吠えるきっかけを抑える効果が期待できます。
ただし、吠える声の大きさには個体差があるため、防音フェンスを設置しても完全に音を消すことはできません。
日常的に吠える場合は、トレーニングなど根本的な原因を改善する方法も検討しましょう。
犬はジャンプ力が高く、障害物を飛び越えるのが得意です。
一般的に「体高(地面から肩までの高さ)の3倍の高さまでジャンプできる」と言われています。
そのため、愛犬が飛び越えない高さのフェンスを設置することが重要です。
【体高を基準としたサイズ別のフェンスの高さ目安】
体高の目安 | フェンスの高さ(目安) | 該当する犬種例 | |
小型犬 | 40㎝未満 | 1.0m以上 | チワワ、トイプードル、ダックスフンド、パグ等 |
中型犬 | 40㎝~60㎝未満 | 1.2m~1.5m | 柴犬、コーギー、ビーグル、ボーダーコリー等 |
大型犬 | 60㎝以上 | 1.5m~1.8m | ゴールデン・レトリバー、ハスキー、シェパード |
超大型犬 | 70㎝以上 | 1.8m~2.0m以上 | セントバーナード、グレート・デーン、ニューファンドランド等 |
特に、運動能力の高い犬種はジャンプ力も優れているため、フェンスは高めに設置するのが安心です。
また、穴掘りが得意な犬種(柴犬、ビーグル、ジャックラッセルテリアなど)は、地面を掘って脱走することも考えられます。
そのため、フェンスの下は30cmほど埋め込むか、コンクリート基礎で補強することも重要です。
庭に設置できるフェンスや柵は素材の種類も豊富です。素材ごとの特徴とポイントをまとめて記載しますので参考にしてみてください。
フェンスの種類 | 特徴 |
木製フェンス | 板状のフェンスで視線を遮ることができる
防音効果も期待できる 防腐・防カビなどのメンテナンスが必要 |
アルミフェンス | 隙間が少ない
外が見えないことでわんちゃんが落ち着きやすい |
メッシュフェンス | 頑丈で風通しが良い
外が見えるので警戒心が強い子は吠える可能性がある 格子タイプの場合、よじ登ってしまう可能性がある |
コンクリート塀 | 完全に視界が遮られる
防音効果も期待できる コストが高い |
組み合わせて設置することで、コストを抑えたり目的に応じた設置が可能です。例えば、外からの視線を遮りたい場合は木製フェンスやコンクリート塀を、風通しを確保しつつ脱走防止をしたい場合はメッシュフェンスを活用するなどの方法があります。
どのような目的でどこに設置するかなど、お悩みの場合はぜひ、当店にご相談ください。
庭の舗装材は、愛犬の足への負担軽減だけでなく、臭いや抜け毛の対策としても重要です。適切な素材を選ぶことで、排せつ物の処理がしやすくなり、抜け毛の飛散を防ぐことができます。
排せつのニオイを防ぐためには、ニオイが吸着しづらく水洗いしやすい舗装材が良いでしょう。
例えば、タイルやコンクリート、人工芝は水洗いがしやすいです。一方で天然芝や砂利、ウッドチップなどは尿がしみこみやすくニオイが残ってしまいます。
水洗いができる素材の場合、夏場など水を撒いてあげることで舗装材の表面温度を下げることもできるので熱さを防ぐ対策もしやすいと言えます。
抜け毛の飛散を防止するためには、素材そのものが毛などを飛散させづらいものと、掃除がしやすくこまめに毛を回収できるものがあります。
人工芝は芝に毛が絡みやすく、ウッドデッキは木の表面に毛が絡みやすいという特徴があります。タイルデッキやインターロッキングは平らな舗装なので、ほうきなどでの掃き掃除がしやすいです。
一方で砂利や土の場合は毛が舞いやすくなるので抜け毛が気になる場合は避けておきたい舗装材と言えるでしょう。
また、お庭で遊ぶまえにブラッシングなどを行うと抜け毛そのものを抑えることができます。お庭にでるまえの対策としても検討してみてください。
排せつのニオイを抑えたり、被毛の飛散を抑えるなどご近所に配慮した舗装材を選ぶために、舗装材の種類と特徴をまとめて紹介します。
愛犬の足への負担や夏場の対策もあわせて記載しておきますので参考にしてみてください。
人工芝 | ・水洗いができる
・7~10年が交換の目安 ・尿がたまるとニオイが残るのでこまめな清掃が必要 ・柔らかくクッション性があるので足への負担を軽減してくれる ・直射日光があたる場合などは対策が必要 |
ウッドデッキ | ・水洗いができる
・素材によるが長期間使用も可能 ・天然木は防腐処理が必要 ・人工木は適度なクッション性があり足への負担を軽減してくれる ・天然木は適度なグリップ力で滑りにくい ・天然木は比較的温度があがりにくい ・人工木は色によって熱を持つので注意が必要 |
タイルデッキ | ・水洗いでき、汚れがつきにくい
・ひび割れなど補修が必要になることがある ・滑りやすい素材だと犬の足に負担がかかることがある ・熱くなりやすいので断熱タイプなどを選ぶ |
インターロッキング | ・水洗いができる
・10年以上と比較的長持ちする ・硬いのでシニアなどは足の負担になることもある ・熱くなりやすいので対策が必要 |
コンクリート | ・水洗いができる
・雑草対策もできる ・硬いのでシニアなどは足に負担がかかることがある ・熱くなるので対策が必要 |
お庭で愛犬を遊ばせる場合は、道路と庭を繋ぐ扉への配慮も必要です。
来客や、ご家族の外出・帰宅などのタイミングで外に飛び出してしまう危険性があります。
また、玄関から門戸までのスペースがお庭と繋がっている場合は、仕切りとなる扉や柵なども検討しましょう。飛び出し防止には、「内開き」や「タッチ錠」の扉がおすすめです。
内開きの扉であれば、飼い主さんが体でコントロールしやすいので、わんちゃんを抑えながら出入りができます。
ただし、外開きの扉よりも設置面積が広くなるため、設置にかかるコストが高くなる可能性があります。
タッチ錠は、押すことで開錠できる扉です。お庭では一般的には「打掛錠」が使用されることが多いのですが、大きめのわんちゃんの場合は、手をかけた拍子に開いてしまう可能性があります。既存の打掛錠を使用したい場合は、打掛錠を反対向きに設置するという方法もあります。
ご近所に配慮してお庭でわんちゃんを遊ばせていても、トラブルが起こってしまう可能性はあります。
トラブルが起こってしまった場合は、落ち着いて状況を把握し、謝罪と改善策をお伝えしましょう。どうしても解決しない場合は、ペットトラブルに詳しい弁護士などの専門家に相談することも検討してください。
トラブルを防ぐために事前にとれる対策は、ご近所の方とのコミュニケーションを図っておくことです。
お庭を作る前に「こういう庭を作ろうとおもっているんですが、気になることがあれば教えてください」や、「うるさかったら遠慮なく言ってください」など事前に伝えておくと、クレームではなく、話しやすい関係が作れます。
わんちゃんにとっても飼い主さんにとっても、ご近所の方にとってもストレスのないお庭づくりのために事前のコミュニケーションも検討してみてください。
ご近所に迷惑をかけないように、愛犬のためのお庭づくりをするためには、お庭のフェンスや柵、舗装材などを工夫し、近所迷惑になる可能性がある行動に対してできる限り対処しておくことが大切です。
また、事前にご近所の方に声掛けをしておくなどコミュニケーションをとることで、大きなトラブルに発展することを回避できる可能性もあります。
犬が好きな人であれば可愛さでなんでも良いと思えることも、犬と触れ合う機会が少ない人や苦手な人にとっては迷惑と感じることがあります。お互いに配慮しながら生活できるようにしていきましょう。
ご不安やお悩みに応じたお庭づくりをご提案させていただきます。実際の素材もご覧いただけますので、ぜひ、ご来店ください。ご相談お待ちしております。
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