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ブログ | 大阪府羽曳野市で愛犬のためのお庭作り、エクステリアリフォームなら「わんライフガーデン」

  • 2023.09.05

愛犬の洗い場を庭に作る!洗い場の設備と既存の洗い場のリフォームについて

散歩など外から帰った後や、定期的なシャンプーなど洗面台やお風呂場をわんちゃんの洗い場として利用しているという飼い主さんも多いのではないでしょうか?
毎回抱えて連れて行くのが大変だから、庭に洗い場があればいいのにとお考えの飼い主さんもいらっしゃると思います。
今回は、愛犬の洗い場を庭に作るための設備や既存の水場を洗い場に変更することができるのかなど紹介します。

愛犬の洗い場を庭に作るために必要な設備

庭に愛犬の洗い場を作るには、次のような設備が必要になります。 

・水栓
・水栓柱
・水栓パン(水受け皿)
・リードフック

すでに庭に水栓があったとしても、冬場に温水が出なかったり蛇口の高さが足りないため、わんちゃんの洗い場として適さないケースもあります。

全ての設備を工事するのが必須というわけではありませんが、頻繁に洗い場を使う機会がある場合は全面的な見なしをしておくと良いでしょう。

吐水・止水を調整する水栓(蛇口)

水栓は水のみに対応する「単水栓」と、水とお湯それぞれの吐水・止水を行う「混合水栓」、1つのレバーで水とお湯を調整する「シングルレバー混合栓」などの種類があります。

(画像:PIXTA

冬場の利用を考慮すると、単水栓よりも混合水栓の方が便利ですが、混合水栓は水とお湯の給水管が必要です。
そのため、設置前に専門家に相談するようにしましょう。 

全身シャンプーを想定するならシャワーヘッド付きの金具が便利 

(画像:PIXTA

シャワーヘッド付きであれば、わんちゃんを動かすことなく細かなところまで洗うことができます。
特に、全身のシャンプーを想定されている場合にはシャワーヘッド付きが便利でしょう。

ただし、ノズル部分に残水が溜まりやすい構造であるため、冬場など凍結防止のために外して保管するなどの対策が必要です。

立ち上がり管を覆うための水栓注(すいせんちゅう)

庭など屋外の水道では立ち上がり管を覆う水栓注がよく使用されます。
水栓注を選ぶ際には、目的に応じて高さを決めておきましょう。
立った状態で使用する場合には120㎝、しゃがんだ状態で使用する場合には90㎝程度の高さが一般的です。

(画像:PIXTA

水栓注は下部に水栓(蛇口)を設置できる2口仕様などデザインや種類が豊富です。
庭の雰囲気やわんちゃんを洗う以外で利用するシーンをイメージして水栓柱を選ぶようにしましょう。

【商品一例】

(参考:ニッコーエクステリア株式会社 立水栓ラインナップ

凍結による水道管の破裂を防ぐために不凍水栓注を選ぶ

屋外の水栓注は寒さによって凍結しやすいため、水道管の破裂につながる恐れがあります。
弊社の施工範囲(大阪府周辺)ではあまり必要はありませんが、
雪国などでは水道管の破裂防止のために不凍水栓注という内部に水が残らない構造の水栓注を選ぶようにしましょう。

水を受けるための水栓パン

水栓パンは「水受け」部分のことをいいます。
立水栓タイプの場合にはパンを付けるケースが一般的です。
ガーデンパンやシャワープレイスパンという呼ばれ方をすることもあります。

(画像:PIXTA

水栓パンが設置されていることにより、不必要な水たまりや水の飛び散りを防ぎ、わんちゃんの足裏の水洗いやシャンプーがしやすくなります。
形や素材の種類も豊富な水栓パンですが、愛犬の洗い場として利用する場合には、わんちゃんの入りやすいサイズで四角い形状の水栓パンの方が使い勝手が良いでしょう。
大型犬の場合は既製品ではサイズが合わないことがよくあるので、タイルや石、レンガなどで作成することが多いです。

パンの位置が高い場所にあるスタンドタイプ

【シャワープレイス商品一例】

(参考:ニッコーエクステリア株式会社 シャワープレイスラインナップ 

パンが高い位置に設置されたスタンドタイプのシャワープレイスは腰をかがめずに利用できるため飼い主さんの負担を軽減することができます。

ただし、パンに深さがないので上部で利用する場合はわんちゃんが落ちてしまうことの無いように注意が必要です。

庭に設置する洗い場にはリードフックがあると便利

愛犬の洗い場を庭に設置する場合には、リードフックがあると便利です。

リードフックを設置することで、飼い主さんの手が空くため、わんちゃんの足や全身を洗いやすくなります。また、わんちゃんが洗い場から逃げ出してしまうというリスクも低減されます。必ず必要な設備というわけではありませんが、利便性を考える場合は設置を検討してみてください。

既存の水場を愛犬の洗い場にリフォームすることも可能

散水栓を立水栓に変更する、水道の場所を使い勝手の良い場所に移動するなど既存の水場を愛犬の洗い場として利用するためにリフォームすることは可能です。

ただし、水道の場所を移動する場合には、配管の掘り出しと移設という大掛かりな作業が必要になります。

そのため、リフォームをする場合は弊社や水道業者さんに依頼するようにしましょう。
特に水道の引き込みなどが必要な場合は、指定給水装置工事事業者という給水装置工事を施工することが認められている業者に依頼してください。

既存の洗い場をリフォームする場合の費用相場

既存の水道をリフォームする場合、水道に関連する費用相場は約30,000円~200,000円前後と言われています。
費用相場の幅は、配管の延長範囲や新設配管の有無によって異なります。

また、工事費用の他に、水栓や水栓注、水栓パンなどの設備の費用も発生します。
何を設置するかによって異なりますが、平均すると10,000円~100,000円の費用が水道工事に追加で発生します。

わんライフガーデンでも、全体のお見積りをご準備させていただきますので、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

愛犬の洗い場を庭に設置する際には設置場所も検討しましょう。

庭に設置する洗い場は、わんちゃんにも飼い主さんにとってもストレスが少ない場所に設置するようにしましょう。

足の洗い場としてのみ利用するなら、入室口から近い場所を選ぶ

(画像:わんライフガーデン)

散歩など外から部屋に入る前の利用を想定している場合には、玄関やバルコニーなど、わんちゃんの入室口から近い場所への設置を検討しましょう。

洗い場から入口までの距離が遠いと、わんちゃんを抱えて移動する距離も長くなり飼い主さんに負担がかかります。
とくに、大型犬など抱えることが難しい犬種の場合は、室内までのスロープを備えるなどの対策の検討も必要です。

スロープなどを設置する場合には、玄関よりも庭に直接出入りができる入口近くに設置する方が、人の生活導線とわけることができます。

全身シャンプーなど長時間利用はわんちゃんのストレスが低い場所を選ぶ

全身を洗うための利用も想定する場合には、長時間にわたり洗い場を使用することになります。

そのため、わんちゃんの感じるストレスが少ない場所への設置を検討しましょう。 

人に対して吠えやすい場合は通りから見えづらい場所を選ぶ、家族を見ると興奮しやすい場合は室内が見えずらい場所を選ぶなど、わんちゃんの性格に合わせて設置場所を決めると良いでしょう。

設置場所によっては暑さ対策も実施する

夏場など気温の高い時期に洗い場を利用する場合、わんちゃんだけでなく飼い主さんにとっても負担が大きくなります。
そのため、水浴びを目的としていても、日よけなど直射日光を遮ることができるような対策はしておきましょう。

(画像:わんライフガーデン)

わんちゃんも飼い主さんも快適に利用できる洗い場を庭につくりましょう 

庭に愛犬の洗い場を設置する場合は、利用頻度から利用場所から必要な設備を検討しましょう。
また、既存の洗い場をリフォームする場合には、大掛かりな水道工事が必要になる場合があります。
まずは、専門家に相談してみることをおススメします。

わんライフガーデンでは、愛犬と一緒に遊べる庭つくりを心掛けています。
洗い場に関するご相談可能です。庭のスペースを上手に活用し、わんちゃんも飼い主さんも快適に利用できる洗い場のある庭つくりをご提案させていただきます。
お気軽にお問い合わせください。

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